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もう嫌だ。MacBook Pro (Late 2016)を買うならTouch Barなし1択だと思う理由

新型MacBook Proが発売された。毎回発表の度に新しいapple製品が欲しくなる僕。もちろん今回も新型MacBook Proが欲しくて欲しくてたまらない。ただし、僕が欲しいのはTouch Bar非搭載モデルだ。今回のMacBook ProはTouch Bar以外は外観にほとんど変化はなく、Touch Barを除けばほとんどマイナーアップデートと言っても過言ではない。それなのに何故Touch Barなしが欲しいのか、その理由を過去の失敗談と共に語らせてもらう。

あれ、見たことある?

Touch Barが発表された時、僕はある1つのマシンを思い出した。ThinkPad X1 Carbonだ。 www.itmedia.co.jp

アプリケーションやPCの状態に応じて、ユーザーが必要とする機能へ自動的に切り替えるタッチキーボード「Adaptiveキーボード」。この機能はまさにTouch Barと類似している。そして何を隠そう僕はこのThinkPad X1 Carbonを発売当時(2014年)購入した。5年は使うつもりで購入した。

2ヶ月で売った。

そう、Adaptiveキーボードがあまりにも使えなさすぎて売ってしまったのだ。高いお金を払って買ったマシン。それなのにワクワクは開封直後、使用して1日で消えてしまった。Fnキーやボリューム、画面の明るさ調節が物理キーじゃない辛さは想像以上のものがある。あまりに評判が悪かったのか、X1 Carbonの次のモデルからはadaptiveキーボードは消え、物理キーが再び復活していた。くそう。 pc.watch.impress.co.jp

この無駄遣いは一生忘れないものとなった....

否、Touch Barを見るまですっかり忘れていた。そんなマシンを持っていた過去すら忘れていた。でも思い出したのだ。あの思いはもう2度としたくない。

Touch BarとAdaptiveキーボードとは比較できない点ももちろんある。前者はマルチタッチ対応だ。つまり横長のiPhoneがキーボードの上にあるようなイメージだろうか?確かに便利そうなこともある。例えば音量調節、映画やYouTubeのシークバーの移動。これが直感的に操作できるのは確かに便利かもしれない。でもこれくらいしか思いつかない。このメリットのために、物理キー(特にesc)を無くすというデメリットは天秤にかけるまでもないと思う。デザインとしても究極のシンプルを突き詰めているはずなのに、あのTouch Barは限りなく色物だ、完全に無駄。まるでガラケー。

そして一目惚れ

色々と書いてきたが店頭でスペースグレイのMacBook Pro(Touch Bar非搭載)を見たけど一瞬でトリコになった。ほちい。新しくなったキーボードはMacBookよりも跳ね返りがありとても打ちやすかった。光らなくなったリンゴ(不満に思っている人が多いようだが僕は圧倒的に光らない派)、カードスロットや無駄なポートの廃止、これらは理想形だ。(MagSafeは残しておいてほしかった)。この記事を書くためにApple Storeを眺めていたらまたまた物欲が出てきたのでそろそろやめておこう。僕のMacBook Pro (Retina, 13-inch, Mid 2014)だってまだまだ現役だし何も不満な点はない。ないはず。ないよね。

Touch Barは触っていないけどいらない。実機を触ると印象が変わるのだろうか?いや、指先にさらなる才能など宿らないだろう。

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